フォトブックのお礼 - きっかけはナナコ - [ナナコちゃん]
今日は皆様にお礼です。
「犬の幸せって??板橋の犬達を助けて」のフォトブックをご紹介させていただいてから約1ヶ月、
多くの方にお申し込みをいただき、ご支援を賜りました。
フォトブックの感想や、温かいメッセージも沢山いただきました。
本当に、本当に、ありがとうございます。
なかなかお返事が書けず、申し訳ないと思っています。
その代わり…と言ってはなんですが…
今回、このような活動を行おうと思ったきっかけについてお話させていただきます。
半身不随の状態で捨てられていたアンちゃんの事を知ったとき、
柴犬の飼い主として、少しでも支援したいと思いました。
ブログでアンちゃんの事をご紹介し、多くの皆様にご協力いただきました。
そしてアンちゃんは難しい手術を受け、車椅子で外を歩けるようになったのです。
そして私は去年の秋、
大ケガを負ったナナコを我が家の敷地内で保護しました。
野良の仔猫でした。
家の周りには野良猫が多く、普段は敷地内に猫がいても余り気にしないのですが、
ナナコは逃げようとした時、立てずに、這いずって物陰に隠れたのです。
保護した後の事を考えて(里親を見つけるのが難しいかもしれない)迷いましたが、
ケガをしている仔猫を放っておくこともできず、ボランティア仲間さんの助けを借りて捕獲しました。
タロ兵衛もお世話になっている、保護活動に理解のある病院に連れて行ったところ…
大腿骨骨折で、手術すれば費用はおおよそ15万から17万はかかると言われました。(他の病院なら30万円はかかるらしい)
避妊手術と簡単な手当てで「ま、2、3万は仕方ないか…」と思っていた私は、一瞬息を飲みました。
我が家では飼えない猫を保護して、突然そんな大金が…
でも、小さな命を目の前にして、後戻りはできません。
手術をお願いしました。
手術費用の事は公表しなかったのですが、
そんな時、
柴犬仲間の方や、寒川シェルターのボラ仲間さんたちが支援の手を差し伸べてくださったのです。
シェルターで保護した猫ではないのに…
私が勝手に保護したコだったのに…
感謝してもしきれないほどでした。
合計4度の手術を乗り越え、ナナコは無事退院。
そして私の妹が引き取ってくれました。
先住犬ホロとは、付かず離れずのようで、
仲良しとは言えませんが、それなりに折り合いをつけてやっているようです。
あれから1年…
野良猫だったナナコはすっかり甘え上手の家猫になり、
皆に可愛がられて幸せに過ごしています。
幸せに…
んっ?!
ナ…ナナコちゃん…
あなた、幸せ太りも度が過ぎてやいませんか??
保護した時から食欲旺盛だったもんね…
以上、ナナコの「幸せ通信」でしたが、
ナナコを保護した時に、保護活動には多額の医療費がかかることもあるってことを実感しました。
保護したコが病気やケガを抱えていて、高額な医療費がかかると知ったら…
どうする?
処置しなければそのコが苦しむとしたら…
死んでしまうとしたら…
どうする?どうする??
明らかにケガや病気を抱えているコを見つけたら…
どうする?
見て見ぬふり? 放置…できる?
心優しい保護主さんたちが、せめてお金の心配を余りせずに活動できたら…
その為に私が出来る事は何だろう?
と考えた末のフォトブック作成でした。
皆様のご協力がなければ成り立たなかった今回の活動。
心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
因に、フォトブックまだ在庫ございま〜す。
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