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“安楽死”について… [私の気持ち。]

本日もご訪問ありがとうございます。

雪の上に残った足跡さえ愛おしく思える… 

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日々小さな幸せをもたらしてくれる犬たち。

飼い主って幸せだな。


さて、昨日UKC JAPANのシェルターにボランティアに行ってきましたが、

雪の影響で道路が大渋滞。

到着に1時間もかかってしまい、気になっていたタロベエのお散歩には間に合いませんでした。

で、お昼休みにケージを覗いて見ると…

いた[るんるん] (暗かったのと、持って行ったカメラのレンズの関係で上手く写真が撮れませんでした[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

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暖房の効いたF棟でのんびり〜。

ケージを汚さないコなので、毛布とタオルを敷き詰めてもらい、食欲もあるそうです。

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前日に病院に連れて行ってもらい、目は見えていませんが、目薬を処方されていました。

そして足の腫れですが、もしかしたら腫瘍があるかもしないけれど、高齢でもあり(15歳)、手術はリスクが高過ぎるし、検査のために切開してもかえって悪化させる危険もあるのでこのまま様子を見ることになったそうです。

痛そうな素振りは今のところないし…

うん、うん、私もそれがいいと思います。

穏やかに、のんびりシェルターで過ごしてもらいたい。

昨日もたっぷり撫でてきました。


さて、タロベエをシェルターに迎え入れた時の記事(コチラ)で、タロベエを救ってくれたヘルパーさんから伺った内容をそのまま記載したことで、安楽死に対して誤解を招くような表現になってしまったかもしれません。

私はペットの安楽死に反対ではありません。

ただし、それが“愛情”からくる選択であった場合に限りです。

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治療法がなく、回復の望みがなく、痛みや苦しみを緩和する手段もない場合、苦渋の選択として飼い主がペットを安楽死させることはやむを得ないと思います。

(以下、写真と本文は関係ありません。)

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私の表現が未熟だったために、過去にそのような辛い選択をせざるを得なかった方のお気持ちを傷つけてしまったとしたら、本当に申し訳なかったと思っています。

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実はミッチーが緑内障の治療をしていた頃、かかりつけの獣医さんとこんな会話をしたことがあります。

私「もしミッチーが治療法のない病気に罹って、悪戯に痛みや苦しみだけが残されたとしたら、安楽死を選ぶかもしれません。」

先生「Michyさんがそんな風に思うとは意外。アメリカ的な考えですね…」

実際アメリカではペットの死因の第1位は安楽死だって何かの資料で見た記憶があります。

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この時は「見えないのに傷む目」をミッチーが抱えていて、次に急激に眼圧が上がり、激痛が襲ったら義眼手術を受けさせようって思っていたのでした。

視力を失うことと命を失うことの重みはもちろん違いますが、痛いだけ、苦しいだけの時間を引き延ばすことが私には耐えられそうもありません。

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それでも「“生”を最後まで全うさせるべき」という意見もあるでしょう。

それも理解できます。

「動物に“自殺”はない」って聞きました。

どんなに辛くても、どんな環境でも自然に命が消えるまで、最後まで生きるのが動物だと…

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できれば安楽死を考えなければならないような最期にはなって欲しくない!

切実にそう思います。

願わくば老衰で、穏やかに、眠るように逝ってもらいたい。

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だけど、もしそれが叶わなかったとしたら…

安楽死を選ぶか、自然死を選ぶか、

どちらを選んだたとしても、愛するペットを失った後、自問自答すると思う。

「本当にあれで良かったのか?」と。

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“愛するが故”の選択であったとしたら、

私は飼い主さんが選んだ道が正しい道だったと思いたい。

人は賛成、反対の立場からアレコレ言うかもしれない。

だけど、そのコの気持ちが一番わかるのはずっと側にいた飼い主なのだ。

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タロベエの場合は安楽死ではない。

方法は獣医師によって静かに、痛みや苦しみを与えず命の炎を消すやり方だけど、

内容は「殺処分」。

だから私は憤ってしまった。

でも、これが特殊な例じゃないことが辛い…



大好きなこのコたちの最期を想像するだけで泣けてくる…

16日ブログ13.jpg早朝につきノーメイク[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)] 

でも、その最期をきちんと看取るのも飼い主の愛。責任。

自覚をもって、覚悟をもって責任を果たします。


今回は「犬好きブログ」にしてはシリアスな内容でした。安楽死に対する皆様のご意見、よかったら聞かせてください。(個々にお返事はできませんが…)


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[ひらめき]「街頭募金」の記事へいただいたコメントへのお返事、書きました[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]
  よかったら見てね。



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頑張ったはなちゃんを偲んで… [私の気持ち。]

本日もご訪問ありがとうございます。

今朝、とても悲しい知らせが入りました。

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ブログ友達のはなママさんの愛犬はなちゃんが午前4時、大好きなママの腕に抱かれながら逝ってしまったのです。

ご存知の方も多いと思いますが、はなちゃんは拡張型心筋症という大変大きな病気を抱えていました。

その上緑内障も発症し、腸疾患、軽いアレルギーまでありました。

一つでも大変なのに…

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特に3歳のとき拡張型心筋症であることがわかった時は、「4歳のお誕生日は迎えられないかも…」と思ったそうです。

それでも無事5歳のお誕生日を迎え、私は「はなちゃんはきっと大丈夫!」って思っていました。

「はなちゃんち方面に出かける機会があったら是非会いたい!」って思いながら、ぐずぐずしていた自分に腹が立つ。

直接はなちゃんに会って「あなたは本当に頑張り屋さん!偉いね、凄いね!」っていっぱい褒めてあげたかった。

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ブログで拝見するはなちゃんは小柄で、可愛らしいお顔をした、本当に春のお花のような可憐な柴女子でした。

ご家族にたっぷり愛されて、お写真で見るはなちゃんはいつも幸せそうだった。

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はなママさんの言葉で一番印象に残っているのは、病気発覚後1年の頃の記事で「はなにとっての幸せは長さではなくどれだけ愛してもらえたかだと思う。」というもの。

本当にそうだなぁって思います。

はなちゃんとご家族が過ごした5年は、決して長い時間とは言えないかもしれないけど、

その分とても濃く、愛に溢れた歳月だったはず。

5年間精一杯生きたはなちゃんに拍手を送りたいと思います。

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そして犬に対して人一倍深い愛情をもってくださっているはなママさん…

今、どんなに辛く悲しいお気持ちでいることでしょう。

去年の秋、我が家に貫太を迎えた時、わざわざ湘南まで会いに来てくださいました。

[右斜め下]先ずは先輩犬ミッチーと対面した時の様子です。

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目が見えないミッチーですが、はなママさんの優しさを体で感じたのでしょう、自ら近づき、この後お顔を舐めさせていただきました。

(この時同席していたmiw@さんが優しくないとは言ってませんよ〜[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

そして11月の犬連れオフ会では、集合写真の際、貫太を抱いてくださいました。

その時の“ちんまり”抱かれる貫太が笑えます。

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この時のオフ会はたろー母さんのご好意で犬もお宅にお邪魔させていただいたのですが、持病を持つはなちゃんは残念ながらおウチでお留守番でした。

みんな笑顔で写っている写真ですが、私はこの写真を見る度に「はなママさんもはなちゃんを連れて参加したかっただろうなぁ。いつかはなちゃんも交えてオフ会がしたいな。」と思ったものです。

今は虹の橋の向こうで心臓の病気も、目の病気も、腸やアレルギー疾患も治り元気に走り回っているはず。

はなちゃんのご冥福を心から祈っています。

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さて…

昨日のボランティア活動の事を少し書こうと思いましたが、それは明日にするとして、

昨日たろー母さんから義妹のワンコ、ミッキーにいただいた素敵な物をご紹介します。

それは可愛い犬柄のマナーポーチ(散歩時のウンチ入れ)[ぴかぴか(新しい)]

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ミッキーはたろー母さんも行ってくださっているUKC JAPANの湘南シェルターで保護されていたワンコです。

その犬を義妹が里親として引き取ったと知り、すぐに作ってくださいました。

体の小さなミッキーに合うよう、ミッチーや貫太が使っている物より一回り小さいポーチです[わーい(嬉しい顔)][るんるん]

早速ミッキーに渡しました。

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義妹は本当に喜んでいました。

たろー母さん、いつもありがとうございます。

UKC JAPANの代表は昨日私に「とりあえず2週間はトライアル期間と考えていいから、もし相性が合わないようなら戻してもいいからね」って言ったのですが、

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相性が合わないなんてとんでもない!

25日ブログ12.jpgよしよし  

たっぷり可愛がってもらっています。

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トイレトレーニング、要求吠え対策、只今奮闘中!

義妹一家、頑張っています。


あ、今日は出番のなかった我が家のミカンコンビ。

ちょっとご紹介しておかないとね。

はなちゃんの訃報を知り、思わずミッチーを抱きしめました。

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で、嫌がられた…

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そんなつれないミッチーが好き[揺れるハート]

そして貫太は、

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相変わらず。

[右斜め下]コレ、昨日の写真とそっくりだけど…

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今日です。

いっつもこんな顔しているの。ははは[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]


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目をそらしてはいけない事。 [私の気持ち。]

本日もご訪問ありがとうございます。

また雨か…

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夕方の散歩。

“カッパ部隊”、今日も元気に、

23日ブログ2.jpg(あくび)

出動で〜す。

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「行っといで〜!」


昨日は貫太にガールフレンドができたことに沢山の「お祝い[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]」コメントをありがとうございました。

多くの方がおっしゃってくださったように、ももちゃん、アトム君、そして貫太と、少し辛い過去を持つ元保護犬たちが幸せに暮らせているのは本当に嬉しいことです。

このような姿をご紹介することで、「保護犬を迎えるのもいいなぁ…」なんて思ってくださる方がお一人でも増えたら幸いに思います。


一方ミッチーは夕方少しだけ散歩に出ましたが、小仕事を済ませたらすぐに帰宅。

そして、

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昨日取って来た芝麦を、

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むしゃむしゃ美味しそうに(いや、不味そうに?)食べるのでした。

その芝麦、

貫太とお義母さんの畑に行って取って来たもの。

ネギをもらいに行ったついでにね[わーい(嬉しい顔)][るんるん]

「ミッチーにお土産を取って行こうね〜♪」と貫太に言うと、

「ボクも食べる〜!」と食いついた。

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「くれ!くれ!」と何本も奪っていきましたが…

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本当に旨いと思っているのか、この顔で??

貫太は芝麦を噛むだけ。

飲み込むことはありませんでした。



さて…

ここからが今日の本題。

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少し前に本屋でふと目に留まったのがこの本。

一旦手に取り、パラパラとページをめくって戻した。

「駄目だ、これは読めない…」

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その日はそのまま帰りました。

でも、

頭のどこかで「目をそらしてはいけない!現実をちゃんと見ておかなきゃいけない!」とつぶやく自分がいて、

数日後に買ってきました。

この「のこされた動物たち」という本は、戦場カメラマンという経歴をもつフリーのカメラマンさんが、福島第1原発から半径20キロ圏内で動物保護活動をするなかで、“人間の都合で罪のない犬や猫を死なせてはいけない。写真を撮って一人でも多くの人にこの現状を知ってもらおう”という気持ちで写真を撮り、ご自身のブログ「うちのとらまる」にアップした写真と文章をまとめたものです。


ブログには「写真や記事の転載は商用目的以外でしたらOK」と書かれていますが、本として出版されているので写真は雰囲気だけお伝えしようと思います。

人の消えた街に取り残されたある飼い犬は、持参したドッグフードを与えても少し食べてはスキンシップを求めて人の方に寄って来たそうです。

寂しかったんでしょうね。

「嬉しそうに耳をぺたんと寝かせて、なでてなでてと目で訴えかけてきた」(本文より)とか…

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犬だけではなく、猫、牛、馬、豚といった動物たちの悲しい姿が掲載されている本…

読み終えるのに4日ほどかかりました。

途中で胸が詰まり、涙が溢れ、それ以上読めなくなってしまうのです。

家畜の状態も悲惨でした。

力尽きた仲間の横でへたり込んでいる牛。立ち上がる体力もなく、ただ泣き続けていたそうです。

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誰かの手によって冊が外され、自由に外へ出られた牛も、喉の乾きに耐えられず用水路に入り込んでしまい、抜け出せなくなっていた。

冷たい水に長時間浸かっていたため、足は変色していたという。冷たい雨が容赦なく降り注ぎ、夜には雪に変わったとか。

     23日ブログ12.jpg 

なぜ突然こんなことになってしまったのか…

動物たちにその理由などわかるはずもない。

野性でない限り、突然人が消えた街で生き残れる動物なんてほとんどいないのだ。

原発から20km圏内に住む方々がどういう説明を受けて避難したのか、私は知らない。

報道では「2、3日で帰れるから」と言われて、ペットたちを残して行ったとされている。

外犬の鎖をつないだまま避難したのは、「放したら二度と会えなくなるかもしれない」と思ってのことだったのでしょう。

それが裏目に出ようとは…

近くまで保護活動に来ていながら気づいてやれなかった犬が、小屋の中で眠るように死んでいる写真があった。

「ワンとでも吠えてくれれば、見つけられたのに。
 すぐそばまで来ていたのに。
 気づいてあげられなくてごめんね。本当にごめんね。」- 本文より - 

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そりゃぁ吠えないかも。だって飼い主さんが戻ってきてくれるって信じて疑わなかっただろうから。

最後の最後まで…


容易に想像できるけど、敢えて考えないようにしていた“のこされた動物たち”のこと。

「これが現実だ!」と写真で見せられ、何とも言えない罪の意識に苛まれた。

UKC JAPANのシェルターにも年末に警戒区域内で保護した犬たちが何匹かいる。

最初の頃は見るも無惨な姿だった。毛は抜け、痩せて、尻尾なんて糸のようになっていた。

保護して3ヶ月ほど… 少し太り、毛もふんわりと生えてきて、瞳には人懐っこさが戻ってきた。

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動物たちには何の罪もない。

それなのにこんな辛い仕打ちをしてしまった私たちは、せめて罪の重さを自覚しなきゃいけないのではないだろうか。

犬が好きだから…

動物が好きだから…

ページをめくるのが本当に辛い本でした。

でも、「目をそらしてはいけない!」自分にそう言い聞かせて最後まで読みました。



カメラマンの太田康介さんの写真展は各地で開催されている模様です。

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機会があったら、本、写真展で「のこされた動物たち」の現実をご覧ください。




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「震災で引き離された家族〜老犬レオンをめぐる物語〜」を見て。 [私の気持ち。]

本日もご訪問ありがとうございます。

日中は随分暖かくなりました。

ご近所の河津桜も五分咲きに。

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昨日、貫太の夕方の散歩にカメラを持って同行しました。

お友達のワンコさんと戯れる様子を撮りたかったから。

でも、その前にちょっと“寄り道”。

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寄った先はかかりつけの動物病院。

貫太の飲水量を調べているのですが、やはり連日1リットル越え。多い…[ふらふら]

多飲多尿。心配だ…

“糖尿病”という可能性だってある。

…と思ったらいてもたってもいられない私。

何はともあれ調べてもらわないと心のざわざわが治まりません。(実際犬が病気になった夢を見ました[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

ところが…

血液検査しかしないと思っていた私は貫太を散歩がてら連れて行ってしまい、着くまでにオシッコを結構してしまっていた。

先生の話では、血液検査と同時にオシッコの採取もした方が病気(だとすれば)の特定がしやすいとのこと。

そして先日行った尿検査では尿中に糖は出ていなかったとのこと。

よって緊急に処置をしなければならない状態ではまずないので、再度オシッコをためた状態で検査に来た方がいいということになりました。

ほっ。先生に「すぐに何かしないといけない状態ではないだろう」と言っていただけたことで私の気持ちは随分落ち着きました。

で、出直しま〜す[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]

[右斜め下]看護師のお姉さんに声をかけてもらった貫太。我が家に来た直後にお世話になりました。

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なのに…

ちょっと警戒。

最近は“家族”“それ以外の人”を区別するようになってきました。

それだけ我が家の犬になったと言う事でしょうかね…


さて、我が家は福島で飼い主とはぐれた犬、貫太を預かっている立場で、

貫太が私たちとの暮らしにすっかり慣れてくれた事を喜んでいるのですが、

一方で津波や原発事故によって住む家を失い、愛犬と離れ離れの生活を余儀なくされるケースも多いのです。

タイトルの「震災で引き離された家族〜老犬レオンをめぐる物語〜」は、そんな家族の姿を伝えたtvk(テレビ神奈川)のドキュメンタリー番組でした。

週2回ほどボランティアに行っているシェルターで一時保護していた犬の話なので、放送されることは代表から聞いて知っていたのですが、放送当日、早めにミッチーの散歩から帰るつもりが、犬のお友達に会ってしまい、ついつい話し込んでいたら時間が過ぎてしまい、最後の5分しか見られませんでした[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

とても残念に思っていたら、日頃から大変お世話になっているたろー母さんが「録画したのでディスクをお渡しします」と言って、オフ会の時お持ちくださったのです[わーい(嬉しい顔)][るんるん]

ところがそのディスクはブルーレイ。家電好きの夫ですが、何故か我が家にブルーレイはまだ導入されておりません。

で、義父のパソコンで見る事にしました。(Macはブルーレイに対応しておらず)

tvkというローカルなテレビ局の番組で、ご覧になった方は少ないと思うのでここで簡単に内容をご紹介したいと思います。

以下、画像が悪いのはパソコンの画面を写真で撮ったからです[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]

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13歳のゴールデンレトリーバーレオンは、福島原発で働く飼い主さんご一家が避難生活を送る事になったため、実家のおばあちゃんのおウチへ預けられました。

でも、おばあちゃんのおウチも原発から半径30km以内にあり、いつ緊急避難命令が出されるかわかりません。

そうなったらレオンを連れて行けないので、UKC JAPANに預ける事にしました。

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[右斜め上]レオンを預かりに被災地に入った代表です。

おばあちゃんはレオンと別れるのが辛くて、代表に何度も何度も「お願いします」と言っていました。

代表もおばあちゃんに「ちゃんと大切に預かるから」と伝えていました。

そしておばあちゃんは車に乗せられたレオンに向かって「言う事をちゃんと聞いていいコにしているんだよ〜ぉ」と言い聞かせるのです。

いいコにしていたらみんなに可愛がってもらえると思ったからでしょう。

おばあちゃんとレオンの別れのシーンは涙なしでは見られませんでした。

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自分のことと置き換えたら…

もし、突然災害にみまわれ、どうしてもミッチーと暮らせなくなったら…

そんなことが頭をよぎり、画面がにじんで見えなくなり、何度も一時停止にして涙を拭きました。


レオンは一旦湘南のシェルターに収容されましたが、幸いなことに優しい一時預かりさんと巡り会う事ができ、今は千葉県で元気に暮らしています。

そんなレオンの姿は福島のおばあちゃん、そしておばあちゃんの息子さんの飼い主ご一家もパソコンで見る事ができました。

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そして夏…

飼い主さんご一家が千葉県で行われる野球大会に参加することになり、その会場に一時預かりさんがレオンを連れて来てくれたのです。

[右斜め下]再会を果たした飼い主さんとレオンです。

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レオンの首には首輪が2つ。

元々していた首輪は、レオンが痩せてしまった為にゆるゆるです。

でも、一時預かりをしているご夫妻はそのまま古い首輪もずっと付けていてくれたのです。

13歳という高齢犬のレオン…「もしかしたら会えるのはこれが最後かもしれない…」と思った飼い主さん、

レオンの古い首輪をそっと外し「記念にもらっていいですか?」と聞きます。ウワ〜ン[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

そして預かってくれているご夫妻に「迎えに行くまで長くなるかもしれません。どうぞよろしくお願いします」と深々と頭を下げていました。

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そして車に乗って去って行くレオンを見送るのです。

私…

号泣[あせあせ(飛び散る汗)]

何て切ない話でしょう。

飼い主さんの気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。

救いはレオンが大切に、大切に預かってもらっているという事。

そして耳から離れないのはレオンと別れる時のおばあちゃんの言葉。

「邪魔だから預けるんじゃないんだよ〜。どうか、どうか、お願いしますね」って。

シェルターにいるどのコたちも、あの原発事故さえなかったら今でも大好きな飼い主さんと一緒に幸せに暮らしていたはず。

飼い主さんとお散歩に行き、甘え、撫でてもらっていたはず。

これまでもシェルターの犬は半分“自分の犬”と思って接してい来た。

でも、おばあちゃんの姿を見て、こんな切ない気持ちを抱えて預けているんだということを肝に銘じ、更に心を込めてお世話しなくちゃ!って思いました。


そして画面にチラッと映ったこのコ!

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前のブログでもご紹介したことのある黒柴のメイちゃんです。

この時保護されたんだね…

お散歩の順番をじっと我慢強く待っていたメイちゃん。

柴犬好きの私はいつも気になっていました。

そのメイちゃんもこの間シェルターに行ったらいなかった!

聞けば一時預かりさんのお宅に行けたそう。良かったね〜、メイちゃん!

今頃たっぷりお散歩に連れて行ってもらっているね。

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嬉しい事に福島で被災したワンコたちは少しずつ新しい家族の元へ巣立っています。

が、

昨日行ったら…

めっちゃ増えてる〜ぅ[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

と言うのは、「ブリーダー崩壊」、つまり経営が立ち行かなくなったブリーダーが犬を放棄したので、その犬たちを保護したというのです。

だからミニチュアダックス、プードル、シーズー、チワワ、ジャックラッセル、フレンチブルドッグといったいわゆるブランド犬が沢山収容されていました。

はぁ…人間とはどこまで罪深い生き物なのだろう[ちっ(怒った顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

夫と私はこのコを幸せにするために全力で頑張ります。

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もちろんこのコも!

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ま、[右斜め上]こっちは既に幸せだとは思いますが… 

震災関係でもう一つ語りたい事が…

でも、長くなったのでそれはまた。


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3.11に思う事。 [私の気持ち。]

本日もご訪問ありがとうございます。

やっと? もう?? 

あれから1年ですね。

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先週から新聞、テレビで東日本大震災の特集がなされています。

あの頃、辛過ぎて出せなかった映像などが流れたりする。

今日は震災を特集した番組を見ていました。

同じ日本で起こった出来事とは思えない衝撃を今でも覚えます。

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あらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々へお見舞い申し上げます。

そして心身の傷が1日も早く癒え、復興が進むことを祈ります。

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昨夜は福島で被災し、飼い主とはぐれた犬や猫を保護しているUKC JAPANのボランティアが集まっての食事会がありました。

私がボランティアに行けるのは平日の午前中、週2日。

違う曜日の違う時間帯の方々と顔を合わせたり、話をしたりする機会はほとんどありません。

昨夜は同じシェルターの犬たちを世話しながらこれまで会えなかった人たちとお話ができてとても楽しかったです。

当然皆さん大の“犬好き”。

そして愛犬を見送った経験のある方が多く、悲しい内容だったけれど将来の“心の持ち方”として参考になるお話をうかがうことができました。

そのUKC JAPANで保護されていた貫太。

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我が家の一員になって4ヶ月半ほど経ちました。

迎えた当初はごはんを残し、おやつも食べなかったり、ストレスを感じると怖い顔をして自分の手足、尻尾を噛む自傷行為を見せましたが、

最近はごはんを一気に完食。おやつはおねだりするほど。

そして自傷行為(その様子はコチラ)は随分減りました。(週1回くらいはまだするかな〜ぁ[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

先住犬ミッチーとの関係ですが、

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ミッチーは基本的に貫太を無視。ま、見えませんからね…[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]

貫太は視線の合わないミッチーのことを少々不気味に思っているようです。

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まだ自由に2匹を接触させることはしていませんが、

互いにガウガウ言い争う事もなく、大家と店子のような感じで過ごしています。

貫太がどのようにして元の飼い主さんとはぐれたのか…今となっては誰にもわかりません。

地震の時どこにいたのか?

津波には遭ったのか?

原発事故後一人であたりを彷徨ったのか??

あの日から1年。

貫太は地震のことなどもう忘れているでしょう。

そして我が家で幸せの芽を芽吹かせていると信じたい。

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シェルターでは大切に保護されていた。

でも、犬にとってあの生活は決して快適ではなかったはず。

過去は忘れていい。

     11日ブログ8.jpg 

夫と私は全力でミッチーと貫太を幸せにする!

あらためてそう誓う3.11でした。


それにしても今日の貫太…

おっさん顔。
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馬面。
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照れ屋??
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暴れん坊!
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そして…

いっちゃった顔[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
11日ブログ14.jpgこれも白目チラリ?? 

可愛いヤツです。


貫太を迎えた事で震災、そして特に原発事故が一歩自分の中に入り込んだ気がしました。

地震は自然災害。ちっぽけな人間の力では防ぐ事はできない。

11日ブログ15.jpg 

でも原発事故は…

防げなかった責任の一端は、そういう政策、方針に無関心でいた自分にもある。

恥ずかしい話、あの事故後私は日本に原発が54基もあることを初めて知って驚いた。

「立地が難しい」と聞いていたから… 2、3基かと思っていた。

原発には反対。でも、じゃあ地球温暖化はどうする?エネルギー不足はどうする??

そういうことを真剣に考える日にもしたい。


昨日の楽しかったオフ会の様子は明日からレポートしたいと思います。

11日ブログ16.jpg あっ、ミッチーが撫でられている! 

では最後に予告編を…

 

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。


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